2009年10月29日

エル ミタージュ

エル ミタージュと言えば、サンクトペテルブルクにあるロシアの国立美術館で、

正式名称はГосударственный Эрмитаж」で国立エルミタージュです。

エル ミタージュ 美術館は、世界中で最も古く、そして大きな美術館の内のひとつとして多くの人の憧れの美術館です。

そもそも、ロシアにあるということが、最大のネックでしょう・・・メンドウ臭いビザを手配しなければならないのです。

世界三大美術館のひとつでもありますが、他のメトロポリタン美術館、ルーヴル美術館は有効なパスポートさえあれば、明日にでも見学に出発できるという手軽さとは大違いです。

このメンドウ臭さを克服して見学をしたとう満足感がエル ミタージュ 美術館に対する愛着感を増幅させるのでしょう!

世界三大美術館については、メトロポリタン美術館を外して、大英博物館だとかバチカン博物館を入れるのが良いという意見もままあるようですが、

それは個々の美術館や博物館に対する思い入れによるものでしょう。個人的な趣味では、これに故宮博物館も入れろなんて意見もあるそうですが、これには大反対です。
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エルミタージュ その2

さて、エルミタージュ美術館は18世紀中頃から約100年の間に建設されました。

「冬宮(冬の宮殿)」
「小エルミタージュ」
「旧(大)エルミタージュ」
「エルミタージュ劇場」
「新エルミタージュ」と呼ばれる5つの建物で構成されています。

展示室だけでも400以上あり、300万点を超える美術品が保管されているのです。

「冬宮」は皇帝の住まいとして1735 年に完成しますが、エリザベータ女帝時代にイタリアの建築家ラストレリによって、1762年にバロック様式で再建されます。

歴代の皇帝たちは権威の誇示するために、自らの栄光と財力のシンボルのため、多くの美術品を収集し宮殿に飾るようになります。

1775年には、次の女帝エカテリーナ2世が、表向の解説としては、親しい客人たちと過ごす「 隠れ家 」的な場所、つまり、フランス語で隠れ家を意味するエルミタージュの為に

冬宮の東側に「小エルミタージュ」と呼ばれる建物を増築します。そこに美術ギャラリーを設けたことで、現在のエルミタージュ美術館発祥の建物となったのです。
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エル ミタージュ その3

「 表向の解説としては、親しい客人たちと過ごす 」と書きましたが、エカテリーナ2世は、私生活面では生涯に約10人の公認の愛人を持ち、数百ともいわれる男性愛人を抱え、夜ごと人を変えて寝室をともにしたとする伝説もあるのです。

数百ともいわれる男性愛人との密会を楽しむために建てられた「 隠れ家 」だったんでしょうが、

このような激しい男遊びが伝説となっていることは、「 隠れ家 」などという呼び方は、エカテリーナ2世の自己満足であったわけですね。

それにしても、金と権力で世界の一流の美術品を自分だけのために集めまわるというのは、エゲツナイ感じがします。

イタリア、フィレンツェのウフィツィ美術館もイタリアの大金持ちメディチ家歴代の美術コレクションを収蔵した美術館ですね。

メディチ家はボッティチェッリを抱え込んで自分だけのために絵画を描かせていたのですから、似たようなものですね。
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エルミタージュ その4

さてさて、エカテリーナ2世はその後も美術品を大量に収集し続け、
1787年には、新たに「旧エルミタージュ」と呼ばれる建物が、
小エルミタージュ東側のネヴァ川に沿って増築されます。

1786年には「エルミタージュ劇場」が、宮殿専用の劇場として、「旧エルミタージュ」の東側、サンクトペテルブルク建設当初からある冬運河を挟んで建てられています。

これは宮殿専用の劇場で、エカテリーナ2世自らが制作・脚本した演劇が上演されていたと言われています。本当にやりたい放題だったのですね。

エカテリーナ2世は、その後も多くの美術品収集を続けたので、小・旧二つのエルミタージュでは手狭となってしまいました。1852年に旧エルミタージュ南隣の宮殿広場に面して「新エルミタージュ」が建設されます。

この「新エルミタージュ」は驚くなかれ、それまでの建物とは異なり、公共美術館として完成させたのです。

それでも、入館するためには制限があり、許可証が必要であったようです。
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エルミタージュ おまけ

エルミタージュという名を冠したホテルがあります。名前だけから察すると安っぽいラブホのようですが、石垣島の国立指定公園内にある唯一のホテルです。

全6室のリゾートヴィラなのです。全部で6室しかない!というのは必然的に料金に反映されるわけで、

オフシーズン・・・このホテルではレギュラーシーズンとしていますが・・・でも、一人 28,000円からです。

勿論朝、夕食とエステ(アロマトリートメント60分)がセットになっていますが・・・やはり、高い!!!というのが本音です。

×月××日から2泊させてもらいました!一人旅だったのですが最高です♪

エルミタージュさんには1ヶ月程前から予約していて、忙しい期間にも関わらず、一つ一つの質問を丁寧に解答してもらいったり、前日には小浜島に宿泊していたので、迎えには港まで来てもらったり、宿泊前から大変お世話になりました。

ありがとうございます。
また、部屋の雰囲気や清潔感、食事、全て良くて大満足ですo(><)oしかも笑顔が素敵なスタッフさん達で…癒されて、のんびり過ごす事が出来ました!

私はスパもしてもらったのですが、これもまた気持ちがよくて良かったです!
是非また来たいと思います。

という書コミがあるようですが、ホテルの全体の映像を見ると、ヴィラとヴィラとの間隔が狭く、建物自体も田舎臭い感はイナメマセン。

本格的なリゾートヴィラを樂しむなら、バリ島のフォーシーズンズあたりを目指すのはいかがでしょうか?
posted by エル ミタージュ at 16:06| エル ミタージュ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
日本のゲーム機
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